首尾一貫

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宇佐美先生の主張は何十年もの間、常に変わらない。
「引用なきところ印象はびこる」
「目線の低い低級なインテリであれ」
この考え方にどれほど鍛えられてきたことか。
この本も改めて自分の未熟さを痛感させられる一冊である。
野口先生と宇佐美先生、実践者と研究者のそれぞれの第一級の尊敬する先生である。
あと20年、30年と長生きしていただきたい。
教育界の宝である。

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# by p-k-hiro | 2018-07-13 07:06 | 読書 | Comments(0)

班をうまく使う

現在の各学校の状況を考えると、班は学習中のグループ活動時や給食のときぐらいしか活用されていない学級も多い。
実にもったいない。
班は生活全般でうまく活用することで、自治の能力を高め、学級全体に規律が生まれる。
そういうシステムをつくると生徒指導上も楽である。
昔、ボロ班制度というシステムがあったが、あれは子どもたちの自尊感情をズタズタにするからダメだ。
そうではなく、いい班が得をする仕組みをつくることが大事なのだ。
子どもは仲間に文句を言われるのは嫌いである。
また、仲間を裏切ることに嫌悪感を強くもっている。
そういう習性を利用しない手はない。
具体的なことは書かないが、根本的にはここが学級経営の肝だろうと思っている。
カエサルが言ったではないか「分割して統治せよ」と。
何千年たっても、名言は朽ちることはない。
本質的に優れた考え方は時代や場所を超えて、普遍的に恩恵をもたらすのである。
勉強した人間だけが手に入れることができる思想・考え方・技術・システムを最大限活用して学級を経営する。
ここに小学校教育の醍醐味がある。


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# by p-k-hiro | 2018-07-12 21:12 | 子ども観 | Comments(0)

指導される目的・内容を子ども自身に分からせる

他学級の子どもを指導することがある。
担任が困り果てて私の学級に連れてくるのである。
一応、私の方で引き取って話を聞くところからスタートする。
「なぜ、担任の先生から叱られたの?」
「なぜ、別の学級の先生に指導を受けると思う?」
「先生が指導するのは〇〇についてです。」
「君が・・・になるように話をします。」
こんなところから始まる。
指導される目的と内容を子どもときっちり確認するのである。
頭ごなしに言っても、子どもは実感的・共感的に教師の話を受け入れない。
特に高学年はそうである。
指導の目的や内容に納得した子は、素直に反省し、行動を正すようになる。(回数がかかる子もいるが・・)
この後、担任に謝りに行かせる。そして私から担任に指導内容を説明する。
こういうことが年に何度かある。
やはり、女性の先生はやんちゃな男児に手を焼く傾向にある。
近年は40代、50代のベテランも手を焼いている。
教師にそこまで反抗するとは・・。つくづく難しい時代に入っていると思う。



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# by p-k-hiro | 2018-07-11 07:08 | 指導力 | Comments(0)

教師にはびこる履修主義

教師間の会話で実に不可解な内容を耳にすることがある。
気になるのは教科指導の進度に関する会話。

「国語は今、何をやっている?ああ、そこね。うちは〇〇に入った。」
「早いね。」
「今週末には〇〇までやって来週テスト!」
「すごいね。じゃあ7月までで〇〇まで行ってしまうね。」
「うちももっとスピードを上げないと。今日は2時間を1時間でやることにした。」

国語の進度が遅いか、早いか。
そんなに重要か。
どうにも分からない。
これが次のような会話なら、納得するのだが。

「国語で今、どんな力が身に付きつつある?ああ、その力ね。うちも会話文から心情をとらえる力が育ち、次は情景描写を読み取る力の指導に入っているところ。」
「そんな力まで身に付けさせているの?すごいね。」
「今月末までには、教科書教材でこの力を付け、別教材で復習してテスト。」
「すごいなあ。この調子だと9月には主題を作文でまとめる力までしっかり身に付きそうだね。」
「うちも指導を徹底しないと。今日は文章の続きを推論する力を付ける学習をやることにした。」

国語だけではない。
いろんな教科で、どんなスピードで指導が終わっているかを話題にするものの、習得した力への言及がない。
危機的である。
進度が早い学級は教師がしゃべりまくっているわけで、子どもたちを主体的に動かしてわけではない。
もっと立ち止まって、子どもに力が付いているか、そこを気にした方がいい。
日本は履修主義がはびこっていて、修得主義の意識が低すぎる。
教師がそうなので、当然、子どもも同じく。
大きな課題だろう。



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# by p-k-hiro | 2018-07-01 18:08 | 発言 | Comments(0)

ワークショップ型研修

校内研修で取り組めるワークショップのやり方はいろいろあります。
①KJ法
②短冊法
③概念化シート
④マトリクス法
⑤指導案拡大シート
⑥ワールド・カフェ
⑦高志小方式
⑧オープン・スペース・テクノロジー

よく体験するのは①と⑤の合体型か④でしょうか。
大学院時代は⑥も結構体験しました。
それぞれに一長一短あるため、「目的」と「効果」を見極めて取り入れる必要がありそうです。
来週は学校訪問があり、本年度最初の授業研究を行います。
今回は⑤を取り入れてワークショップ型の研修を行います。
これに向けて、いろいろと準備中です。





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# by p-k-hiro | 2018-06-27 19:42 | 研修会 | Comments(0)